【徹底!】配管工事の危険予知! 作業員も安心のプラント配管施工現場とは

こんにちは。

岡山県でプラントでの配管工事を手掛ける株式会社 K-SINエンジニアリングです。


建設業界は今後、更に需要が高まると言われています。

手に職を付けたい、高収入を得たいなどといった理由で、建設業界に興味がある方もきっと多いのではないでしょうか。



そこで気になるのは、工事現場の安全性ですよね。


高所作業や重機の出入が激しい場所での作業など、工事現場によっては危険性を感じてしまう方がいるかもしれません。



工事現場での事故のリスクはゼロではありませんが、安全対策を徹底していれば防げる事故は多いでしょう。


今回は、建設業界に興味がある方が安心して働くことができるように、プラント配管工事における危険予知と安全対策の徹底について解説していきます。




■配管工事とは、具体的にどのような工事なのか


まずは、配管工事とは具体的にどのような仕事なのか詳しくご紹介します。



・プラントと一般的な工場、どう違うの?


プラントと一般的な工場、それぞれ特徴が異なります。


プラントとは、いくつもの設備や機器で構成されています。

コンクリートや石油、ガソリン、鉄鋼、電気などといった原料、エネルギーを生産しています。

これらは建築現場や製造現場などで使用されます。


プラントには、石油プラントや化学プラント、ガス製造プラント、発電プラント、鋼鉄プラントなどいくつかの種類があります。


一方、工場の設備は1つです。

製造や加工、仕分、包装、荷造などを継続的に行っています。



プラントと工場では、規模の大きさは関係ありません。


規模が大きくても設備が少なければ工場となり、反対に規模が小さくても複数の設備や機器で構成されていればプラントと区別されます。



・配管工事って、何のためにするの?


配管工事とは、配管を広い範囲に設置する工事のことです。

配管工事にはいくつかの種類があります。



一つ目:LPガスや都市ガスを供給するためのガス配管工事


医療現場においては、酸素や窒素、酸素と亜酸化窒素を混合させた笑気ガスなどを送り込む医療ガス配管工事があります。

ガス配管は漏れてしまうと、中毒症状や爆発事故など重大な事故を引き起こすリスクが高いでしょう。

そのため専門知識と高い技術力、経験が必要となります。



二つ目:衛生配管工事


給水管や排水管、給湯設備に関係する配管を敷設します。

飲料用、調理、入浴、トイレ、洗濯など暮らしに必要な水を供給し、生活排水や汚水など不要な水を排出する重要な役割があります。



三つ目:空調配管工事


大型施設の空調管理に必要な配管を天井や壁の中、床下などに設置します。

冷凍機やボイラーなどから、各部屋に冷温水や冷媒ガスなどを運ぶ役割があります。



四つ目:災設備配管工事


建物の消火設備に関係する配管を敷設する工事です。


万が一火災が発生した際、スプリンクラーや消火栓から水を供給します。

短い時間に大量の水を運ぶ必要があるため、圧力に耐えられる配管を敷設しなければなりません。



・プラント独特の、特殊な配管工事


プラント配管工事も配管工事の一つです。

その名の通り、プラント内で使用する配管を設置する工事です。


食品工場や化学工場、機械工場、自動車工場、製鉄所など様々なプラントで使用されます。


運ぶ物質は水や空気以外に、人体に影響を与える気体や液体、熱湯、蒸気、窒素ガス、燃料などがあります。


そのためプラント配管工事では、物質に対応した素材の配管を使用しなければなりません。


また運ばれる物質の量やスピードなどに応じて、直径が異なる配管を接続するレジューサーや圧力計や流動計、配管系統の弁などの各種機器が設置され、タンクの設置も役割の一つです。



プラント配管には、液体配管や気体配管、粉体配管などの主に3つの種類があります。


より詳しく知りたい方は、下記の弊社ブログ記事をご参照ください。

「プラント配管の種類はさまざま! 特徴や施工の注意点について解説」

「プラント配管工事って何をするの? 種類や仕事内容を解説!」




■プラント配管は、通常の配管とは違う? そのプラントの特殊性とは



プラント配管の場合、一般的な工場の配管には求められない特殊な配管工事が求められます。


例えば、配管内には強度の酸性・塩基性といった触れると大変危険な液体を流したり、水素など、爆発の恐れがある気体を流したり、製粉した大変詰まりやすい小麦粉を大量に流したりします。


プラントでは、これらに耐えられる物質を安全に移送しなければなりません。



このようにプラント配管工事では取り扱いに慎重さが要求される物質が多いので、高度な技術や物質に関する専門知識が必要となります。


より詳しく知りたい方は、下記の弊社ブログ記事をご参照ください。

 「プラント配管の種類はさまざま! 特徴や施工の注意点について解説」

 「プラント配管工事って何をするの? 種類や仕事内容を解説!」




■相応の危険も伴う特殊なプラント配管工事、徹底している危険予知と安全管理法について



プラント配管工事では相当の危険が伴うため、事故を防ぐための危険予知活動が必要です。

例えばプラント配管工事では、過去に配管から危険物質が漏れたり、熱水や高温の蒸気が噴き出したりする事故が発生しています。

中毒や火傷などを防ぐためには、ゴーグルやマスクなどの保護具を着用しなければなりません。

必要に応じて、速やかに避難することも必要です。



感電事故も発生しています。

感電事故防止のためには、電源を切ってから作業することが求められます。

重傷化したり死亡したりするケースがあるためです。


施工前は機械の電源を切るだけではなく、周囲への注意喚起、保護具の着用などの対策を講じなければなりません。



転落事故対策も大切です。

場合によっては、高所作業を行うことがあります。

その際、はしごや脚立からの転落、落下物の接触により怪我をしたり、最悪の場合命を落としたりするケースないとは言い切れません。


そのため、施工前のはしごや脚立の取り扱いには、注意が必要です。



プラント配管工事では残念ながら例年、事故が発生しています。

事故発生の原因はいくつかありますが、保護具の過信からくるものがあります。


保護具の着用は事故防止ではなく、万が一事故が発生した時に被害を軽減させる役割があることを理解しなければなりません。


保護具を正しく着用すること、事故のリスクを考え、事故防止のための対策を講じることが重要なのです。

一人ひとりが安全意識を正しく持つことが、事故防止につながります。




【まとめ】プラント配管の安全徹底を周知し、日本の配管工がさらに増えていくことを願って



プラント配管工事は、プラント内の配管を設置する工事です。


一般的な工場とは違い、人体に影響を与える薬品やガスなどを取り扱うため、相当のリスクが伴います。


事故を防ぐためには一人ひとりが安全意識を強く持ち、慎重に行動することが必要です。




株式会社K-SINエンジニアリングでは、一緒に働いていただける仲間を募集しています。


弊社で一番大切なものは、社員一人ひとりです。

家族のような関係性を築き、団結力を高めることが効率的な施工につながると考えています。


労働災害0に向けて、安全管理も徹底しています。

安全衛生教育や現場における安全点検、作業確認、ヒヤリハット対策など、安心して働けるように会社全体で安全管理体制を整えています。



採用にあたり、学歴や実績は問いません。

資格取得支援制度、各種手当、福利厚生が整っており、落ち着いて働ける環境づくりに取り組んでいます。

手に職を付けて頑張りたい方、やる気がある方、大歓迎です。


入社前の現場見学や1日体験も可能なため、プラント配管工事に興味がありましたら、まずは下記、採用ページよりお気軽にご連絡ください。



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